

“歯周病”にならなければ、歯は200年間も保てる計算に!
ヒトの歯根は平均すると12mm。
歯槽骨の減少は、
・加齢現象 0.06mm/年。→12÷0.06=200年
・歯周病 0.31mm/年。→12÷0.31=38.7年
200年もつ歯も、5倍以上早く失ってゆくため、
60歳前には総入れ歯になることも・・・

2人に1人は、歯周病の悪化ラインに沿って歯を失っているのが現実です。
自己流ケアだけでは6割程の歯垢・プラークしか落とせません。
歯周病ケアはクリニック・コントロールが重要です!


80歳の時に、歯が何本残っているか、海外と比較してみよう!

アメリカの白人では年2回の定期健診は常識。
スェーデンではリスクに応じて1〜6ヶ月毎に積極的な予防処置を行い80歳で約24本の歯が残る。 日本では痛くなったときの応急処置が多く10本。 |
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歯周病は、糖尿病を悪化、高血圧を増悪、細菌性心筋梗塞を引き起こすなど、全身の病気に大きく関わってきます。
毎年、“歯やお口の中”の健康が “全身疾患” に関連すると述べる論文が、世界中から発表されています。
そしてその内容のほとんどが、特別な歯科治療が必要なのではなく、一般的な歯科治療の定期的・計画的な受診によって改善できるものばかりです、という結果に。
早めに悪い状態を改善し、安定した状態を保つように定期的なメンテナンスを行うことが、歯のため&全身のためにつながっていきます。
たった歯周ポケット1mmの改善でも、加齢変化では16〜17年分の回復です。
少しずつの積み重ねが、何十年という差になって現れてきます。

| 保険 | 自費 | 無料(治療同時施行) | |
|---|---|---|---|
| 検査 | ブラッシングレベル検査 | 唾液機能検査 | 簡易唾液状態検査 |
| 歯周ポケット検査 | 歯周病菌培養検査 | 簡易骨量・筋肉量検査 | |
| 動揺度検査 | 咬合力検査 | ― | |
| X線パノラマ検査 | CT検査 | ― | |
| 口内写真検査 | 日和見感染菌培養検査 | ― | |
| 模型検査 | 毛髪ミネラル検査 | ― | |
| スケーリング | ホワイトニング効果 | ― | |
| 治療 | ディープスケーリング | クリーニング・PMTC | ブラッシング指導 |
| ポケットソウハ | 3DS(ドラッグデリバリー) | 栄養指導・アドバイス | |
| フラップ手術 | 歯槽骨再生手術 | フェイササイズ指導 | |
| 歯肉増殖切除 | 人工骨移植 | 咀嚼筋マッサージ | |
| 咬合調整 | 咬合再形成 | 唾液線マッサージ | |
| 歯ぎしり用スプリント | スポーツ用スプリント | レーザー照射 | |
| 保険用欠損歯修復 | 自費用欠損歯修復 | ― | |
| ― | 顎位機能矯正 | ― | |
| ― | オーラルトリートメント | ― | |
| 歯冠 | レジン | ダイレクトボンディング | ― |
| 形態 | ノンプレシャスメタル | プレシャスメタル | ― |
| 修正 | ― | ハイブリッド | ― |
| 素材 | ― | セラミック | ― |
| メンテナンス | 各種検査 | 各種検査 | 各種検査 |
| スケーリング | クリーニング・PMTC | ブラッシング指導 | |
| ディープスケーリング | ホワイトニング効果 | 栄養指導 | |
| ポケットソウハ | ― | レーザー照射 |
※歯周病治療における選択肢ですので、すべてを行うわけではありません。
各治療の詳細は、院内冊子などで情報発信しています。(定期的に更新中)

歯科医療も、10年単位で大きく進化を遂げています。
機械の開発、薬剤の発達、治療法の確立・・・安全性や有効性が確認されるには、どうしても10年近くが必要となってしまう医療の世界ですが、今ある歯を10年・20年と先まで維持できれば、その先何十年と自分の歯で過ごせるようになるかもしれません。
未来につなぐ歯科医療プロジェクト・・・ハーティースとは、
定期的な口腔衛生・早期発見によるミニマムな治療・計画的なメンテナンス、などによって、1本でも多く、健全な歯を、進化する未来につなげていきたいという、クリニックコンセプトと賛同される患者さんとの協同プロジェクトです。