顎関節症


顎関節症は悪化すると骨の変形をおこします。
エリンギのように
つぶれてしまった変形
入れ歯になってしまった80代女性のレントゲン
左右で下顎が歪んでしまっているのがわかる
ソラマメのように
くぼんでしまった変形


近年では、顎関節症による骨の変形の低年齢化が進んでいるようで、左図のように、すべての歯がそろっているにもかかわらず、大きな骨変形が見られることもあります。
(このレントゲンは20代の女性)



顎関節の変形は女性の方が男性よりも多く見られます。
男性の場合は最後方臼歯の歯槽骨の減少となっておこることが多いです。


アゴの関節の骨が変形する事で、顔が曲がり、首が傾き、身体ごとねじれます。


あっぷるいーとの治療法は

 

顎関節症になる人は、日頃の習慣に問題が隠れている場合があります。
  ①一番奥の歯で食事を噛むことが多い人
  ②いつも同じ側でカバンを肩にかけることが多い人
  ③頻繁にPCのマウス操作を行う人(反対の手で頬杖をつくことが多い人も)
  ④小さなお子さんと無理な姿勢で手をつないで歩く人
  ⑤いつも同じ側を下にして、横向きで眠る人
  ⑥仕事やスポーツでいつも同じ態勢をとることが多い人
など、左右でバランスを崩した習慣が多いほど、顎関節に負担となっている事が多く、骨の変形につながっています。
まずは、習慣を直すことから 始めましょう。

次いで、食事をするだけでも25もの筋肉が連動する・・・つまり、顎関節の動きに影響を与える&顎関節の動きにより影響を受ける筋肉が、25もあるということです。

その 筋肉マッサージ などで アプローチ してあげます。

そして、必要に応じて マウスピース (スプリント療法)を併用しつつ、噛み合わせ を治していきます。

ただ、残念ながら骨の変形した患者さんでは、一気に患者さん固有の安定した位置に噛み合わせを戻すことができない場合が多くあります。
その場合は数年という時間をかけて、徐々に変形した関節を戻すように噛み合わせを何度も変えながら、骨格から矯正する顎位機能矯正を行っていく方法か、これ以上悪化しない様に、現在の状況を維持するよう整えていく方法か、など選択して治療していくことになります。

顎関節症は放置しないでください。最悪は口が開かなくなり、食事ができないので緊急入院となってしまうこともある病気です。
できるだけ早い対策をしましょう。

そして最後に!
・ムシ歯や歯周病を放置しても、顎関節症になります。
・専門家の歯並び矯正を受けたことで、顎関節症になることもあります。
・銀歯を作ったからと安心し、何年も放置していても、顎関節症はおこります。
・慣れた入れ歯だからと、保険素材を3年以上使用していると、顎関節症にも。

放置すれば悪化する。
     以前に治療したから大丈夫・・・でもない!

【噛む力】もその人の【癖】も、個人差がありますが、定期的にチェックすることで、変化を予測し、早くから対策ができます。
定期的クリニック・コントロール で、アゴのバランス維持ができるようにチェックすることをお勧めしています。

 

あっぷるいーと吉祥寺歯科での顎関節症治療に関する主要一覧表

  保険 自費 無料(治療同時施行)
検査 ムシバ検査 歯列矯正検査 簡易唾液状態検査
ブラッシングレベル検査 唾液機能検査 簡易骨量・筋肉量検査
歯周ポケット検査 歯周病菌培養検査
動揺度検査 毛髪ミネラル検査
X線パノラマ検査 CT検査
口内写真検査 日和見感染菌培養検査
模型検査 インプラント検査
治療 ムシバ治療 審美歯冠修復 ブラッシング指導
保険用欠損歯修復 自費用欠損歯修復 栄養指導・アドバイス
無髄歯漂白 クリーニング・PMTC フェイササイズ指導
咬合調整 歯列矯正 咀嚼筋マッサージ
スケーリング インプラント 唾液線マッサージ
ディープスケーリング アタッチメント義歯
入れ歯・差し歯 咬合再形成
顎位機能矯正
オーラルトリートメント
歯冠 レジン ダイレクトボンディング
形態 ノンプレシャスメタル プレシャスメタル
修正 ハイブリッド
素材 セラミック
メンテナンス 各種検査 各種検査 各種検査
スケーリング クリーニング・PMTC ブラッシング指導
ディープスケーリング オーラルトリートメント 栄養指導・アドバイス
咀嚼筋マッサージ

※顎関節症治療における選択肢ですので、
すべてを行うわけではありません。
各治療の詳細は、院内冊子などで情報発信しています。(定期的に更新中)

 

あっぷるいーと吉祥寺歯科のご案内